[試] WordPressプラグイン SNS Count Cache (Ver. 0.9.0)リリース | Twitterシェア数、Push7フォロワー数対応等
私事で色々と重なり、ブログ更新、プラグインのサポート含め完全に滞ってました。
皆様も体が資本ですのでご自愛下さい。
開発を再開してやっとという感じでずが。。。
WordPressプラグイン SNS Count Cacheアップデート(Version 0.9.0)のお知らせです。
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WordPressプラグイン SNS Count Cacheとは
ざっくり言うと下記スライドの機能を実現するWordPressプラグインです。
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アップデート内容
主要なもののみ記載します。
- Twitterのシェア数キャッシュ対応
- キャッシュ可能なフォロワー数の拡充(Twitter、Facebook、Instagram、Push7)
- キャッシュの安定化(一次キャッシュ消滅時のリカバリ対応改善)
日本のブログ等で表示されてるSNSカウントは、今回のアップデートでほぼ網羅できたと思います。
Twitterのシェア数キャッシュ対応
Twiterのcount.jsonエンドポイントの閉鎖対応です。
対策としてTwitter REST APIを用いてシェア数をツイートから直接集計する機能を開発中だったのですが、当該機能を実装したサービスが登場したため、そのAPIを利用する方針に変更しました。
代替のTwitter APIは、下記いずれかのサービスを利用できます(設定画面で選択できます)。
- widgetoon.js & count.jsoon (jsoon.digitiminimi.com)
- OpenShareCount (opensharecount.com)
- TwitCount (twitcount.com)
各サービスで集計を開始しておいて、利用中のサービスが利用不可になった場合は別のサービスに切り替えるといった応用ができます。
日本では、日本語のページが充実しているwidgetoon.js & count.jsoonがよいかと思います。規定値もwidgetoon.js & count.jsoonとしています。OpenShareCountとTwitCountは、海外のサービスのためどちらかというと海外向けです。
Twitterのシェア数取得は、デフォルトで無効としています。利用する場合は、[管理メニュー]→[SNS Count Cache]→[設定]→[シェア基本キャッシュ機能]の「対象SNS」でTwitterのチェックボックスにチェックをつけて設定を更新して下さい。
上記設定を行うと[管理メニュー]→[SNS Count Cache]→[設定]→[シェア基本キャッシュ機能 – Twitter]の「代替Twitter API」から利用するサービスを選択できるようになります。
いずれのサービスもシェア数の集計を開始するためには、集計対象のドメインの登録やTwitterアカウントとの連携等が必要です。利用するサービスのサイトで登録を行ってください。
キャッシュ可能なフォロワー数の拡充(Twitter、Facebook、Instagram、Push7)
Version 0.8.0までのFeedlyのフォロワー数に加えて、下記のキャッシュ機能を追加実装しました。
- Twitterアカウントのフォロワー数
- Facebookページのフォロワー数
- Instagramアカウントのフォロワー数
- Push7のフォロワー数
フォロワー数の表示
以下の通り[管理メニュー]→[SNS Count Cache]→[ダッシュボード]で確認可能です。
またキャッシュした各種フォロワー数は、以下の関数を用いることでキャッシュから取得可能です。テーマ等に組み込む場合は、以下の関数を利用して下さい。
関数 | 説明 |
---|---|
scc_get_follow_twitter() | キャッシュからTwitterのフォロワーの数を取得します。 |
scc_get_follow_facebook() | キャッシュからFacebookのフォロワーの数を取得します。 |
scc_get_follow_instagram() | キャッシュからInstagramのフォロワーの数を取得します。 |
scc_get_follow_push7() | キャッシュからPush7のフォロワーの数を取得します。 |
設定方法(Twitter、Facebook、Instagram、Push7)
Feedly以外のフォロワー数取得は、デフォルトで無効です。有効化するには、原則下記のステップを踏む必要があります。
- フォロー基本キャッシュ機能の対象SNSの設定(各SNS共通:プラグイン設定ページにて対応)
- 管理者向けページ(開発者向けページ)のアプリケーション登録(各種SNS個別:各種SNSのページで対応)
- 公式APIを利用するための認証と設定(各種SNS個別:プラグイン設定ページにて対応)
フォロー基本キャッシュ機能の対象SNSの設定(各SNS共通:プラグイン設定ページにて対応)
[管理メニュー]→[SNS Count Cache]→[設定]→[フォロー基本キャッシュ機能]の「対象SNS」でキャッシュ対象のSNSのチェックボックスにチェックつけて設定を更新します。
これ以降の設定方法は、少々ややこしいので別途時間に余裕がある時にエントリとして起こします。気長にお待ちください。
キャッシュの安定化(一次キャッシュ消滅時のリカバリ対応改善)
キャッシュ安定化のため、一次キャッシュ消滅時のリカバリロジックの見直しを行いました。
これにより以下の改善を行いました。
- シェア数・フォロワー数の再クロール処理の低減(ネットワークトラフィック低減、処理負荷の低減)
- シェア数・フォロワー数の頻繁な再クロールによるAPI利用制限リスクの低減
これまで一次キャッシュ消滅時には、動的キャッシュ機能を用いてバックグラウンドでシェア数・フォロワー数の再クロールを行っていました(※動的キャッシュ機能のデフォルト設定の場合)。しかしながら、他プラグイン等の影響により頻繁に一次キャッシュが開放させるサイトでは、再クロールが頻発し、対象SNSによってはAPIの利用制限を受けるケースがでてきました。
この対策として、二次キャッシュが存在する場合は、二次キャッシュから一次キャッシュをリカバリするロジックを実装しました。
まとめ
WordPressプラグイン SNS Count Cacheアップデート(Version 0.9.0)のお知らせでした。