[試] これは便利!Pocketに保存したエントリの紹介記事を自動生成するWordPressプラグイン Pocket News Generator

[試] これは便利!Pocketに保存したエントリの紹介記事を自動生成するWordPressプラグイン Pocket News Generator

「日頃の情報収集を記事作成に活かす」をコンセプトにPocketに保存した記事を紹介するためのHTMLコードを自動生成するWordPressプラグインを作成しました。WordPressプラグイン Pocket News Generatorの機能と利用方法を紹介します。

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アウトライン

WordPressプラグイン Pocket News Generator

WordPressプラグイン Pocket News Generatorの概要と使用方法について解説します。

Pocketとは

Pocketは、気になるページを保存してあとで読めるようしたサービスです。気になる記事を見つけたけど時間がなく、あとで読みたい時に記事を簡単にクリッピング(保存)することができます。

Pocketと連携できるアプリが増えてきており、利用されている方も多いと思います。

私自身、気になった記事はとりあえずPocketに保存するようにしており、Pocketのヘビーユーザーであります。

Pocket

Pocket News Generatorの目的

Pocketデータの有効活用(日頃の情報収集を記事作成に活かす)

Pocketデータは、利用者の興味・関心をあらわす外部データベースといっても過言ではありません。このデータを記事作成に活用できたらすばらしいと思いませんか?

Pocketに保存した記事から気に入ったものを紹介するコンテンツを作成してもよいでしょうし、色々な応用ができます。

このプラグインは、Pocketを活用した日頃の情報収集をそのままアウトプットに活用する手助けをします。

コンテンツ紹介記事作成の効率化

他サイトの記事を出典として掲載したり、気になったエントリを紹介する記事を自サイトのコンテンツとして作成している方の記事作成をPocketのデータ活用とHTMLコード自動生成機能により補助します。

各々の記事をShareHTML等を使用して個別にコードを作成するより断然速く記事を作成できるようになると思います。

機能

Pocketのデータを検索・取得する機能

Pocketに保存されたデータから指定した条件にマッチする記事等のデータを取得する機能を持っています。

intro-wordpress-plugin-pocket-news-generator-02

Pocketのデータを用いてHTMLコードを生成する機能

指定したフォーマットに従ってHTMLコードを生成する機能を持っています。HTMLコードのフォーマットは、独自に定義することが可能です。

intro-wordpress-plugin-pocket-news-generator-03

活用のアイディア

以下は活用法の例です。

日頃から気になる記事を見つけたらPocketに保存しておき、その中でシャアしたい記事にPocketのタグを付けておく。Pocket Generatorからそのタグ指定で検索し、対象記事を紹介するHTMLコードを生成する。それを記事に組み込んで投稿するなんて面白いかもしれません。

intro-wordpress-plugin-pocket-news-generator-04

使用方法

Pocket News Generatorの利用方法について解説します。おおまかな流れは、以下の通りです。

  1. プラグインのダウンロード
  2. プラグインのインストール
  3. 必須パラメータの設定
  4. HTML(記事紹介のHTML)の生成
  5. 生成されたHTMLコードの記事への貼り付け

プラグインのダウンロード

Pocket News Generatorは、wordpress.orgのプラグインレポジトリで提供しています。ダウンロードボタンからダウンロードして下さい。

WordPress › Pocket News Generator « WordPress Plugins

プラグインのインストール

WordPressのプラグインインストールページからダウンロードしたファイルを直接選択してインストールを行います。

WordPressの管理画面メニューから[プラグイン]→[新規追加]をクリックします。

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プラグインのインストールページに遷移するので、[アップロード]をクリックします。

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[ファイルの選択]をクリックすると対象のファイル選択画面が出てくるので、ダウンロードしたpocket-news-generator.zipを選択します。その後、[いますぐインストール]ボタンをクリックします。

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プラグインがインストールされます。そのまま有効化するため[プラグインを有効化]をクリックします。

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プラグインのページにてPocket News Generatorが有効化されていることを確認します。

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必須パラメータの設定

このプラグインは、3つのパラメータを事前に設定する必要があります。

PocketのデータにアクセスするためのキーであるConsumer KeyとAccess Token、そしてHTMLの出力フォーマットであるHTML Formatです。

必須パラメータ設定手順の概要は、以下の通りです。

  1. Pocket上でConsumer Keyの発行
  2. Consumer Keyに関連付けられたRequest Tokenの取得
  3. 発行されたRequest Tokenの認証
  4. Access Tokenの取得(認証したRequest Tokenの変換)
  5. Consumer Key、Access Token、HTML Formatの設定(登録)
Pocket上でConsumer Keyの発行

WordPress管理ページの[設定]→[Pocket News Generator]で設定ページに移動します。

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Get Access TokenのセクションがConsumer Key及びAccess Tokenを取得するためのガイドになっています。基本的にこの流れに沿ってボタンを押して行けば、必要な情報を取得できます。

Step 1では、Pocketにてアクセスするアプリケーションを登録することによってConsumer Keyの発行を行います。

Step1の[Pocket My Application]のリンクをクリックします。

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PocketのMy Applicationsページに遷移します。アプリケーションの情報を登録し、Consumer Keyを発行するため[CREATE AN APPLICATION]ボタンをクリックします。

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Create an Applicationのページに遷移します。ここではアプリケーションの基本情報を登録します。

以下の画面の様に必要事項を入力します。

Application NameとApplication Descriptionは、Pocketへのアクセスを許可するアプリケーションの名前とその説明になります。これらは適当な文字列でも問題ありませんが、何のアプリに許可を出しているか把握するための物なので、わかりやすい名前が望ましいです。

Permissionは、Pocketのデータへのアクセス権限を設定します。このプラグインは情報の取得権限のみ必要なのでRetrieveにチェックを入れます。

Platformsには、アプリケーションのプラットフォームを設定します。WebのプラグインなのでWebにチェックを入れます。

最後にTerms of Serviceの承諾にチェックを入れて[CREATE APPLICATION]ボタンをクリックします。

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My Applicationsのページに遷移します。以下の様に登録したアプリケーションの情報とそのConsumer Keyが表示されます。次のステップでこのConsumer Keyを使用するのでコピーしておきます。

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Consumer Keyに関連付けられたRequest Tokenの取得

Pocket News Generatorの設定画面に戻り、Step 2に進みます。Step 2では、Consumer Keyと関連付けられたRequest Code(Request Token)を取得します。

Step 1で取得したConsumer Keyをフォームに入力し、[Get Request Code]ボタンをクリックします。

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以下の様に緑色のメッセージが表示されていれば、Request Code (Request Token)は正常に取得できています。

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発行されたRequest Tokenの認証

Step 3に進みます。Step 3では、発行されたRequest Tokenの認証を行います。[Authorize Request Token]ボタンをクリックします。

Pocketの認証ページに遷移します。アプリケーション名とアクセス権限が設定内容とあっていることを確認した上で[認証]ボタンをクリックします。

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Pocket News Generatorの設定画面に遷移します。以下の様に緑色のメッセージが表示されていれば、Request Tokenの認証は成功しています。

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Access Tokenの取得(認証したRequest Tokenの変換)

Step 4に進みます。Step 4では、認証したRequest TokenをAccess Tokenに変換し取得します。[Get Access Token]ボタンをクリックします。

以下の様にStep 4に緑色のメッセージとStep5に発行されたConsumer KeyとAccess Tokenが赤文字で表示されれば成功です。

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Consumer Key、Access Token、HTML Formatの設定(登録)

Step 5に進みます。Step5では、発行された必須パラメータの設定を行います。同ページのRegister New ParameterのセクションにGet Access Tokenのセクションで取得したConsumer KeyとAccess Tokenを入力します。

HTML Formatについては、画像にある通り暫定的にサンプルフォーマットを入力しておきます。

[Register]ボタンをクリックします。

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登録が完了するとCurrent Parameterのセクションに設定したパラメータが表示されます。以上で必須パラメータの設定は完了です。

以上でPocketにアクセスし、取得した情報を元に紹介記事のコードを自動生成する準備ができました。

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生成されるHTMLのフォーマットに関する補足

PocketのデータをHTMLとして出力する際のフォーマットを指定できます。

Pocketのデータを参照するために現時点で以下3つの予約語を提供しており、HTMLとこれらを組み合わせて出力フォーマットを定義することができます。

予約語説明
${TITLE}取得したPocketデータのタイトル
${URL}取得したPocketデータのURL
${EXCERPT}取得したPocketデータの抜粋

 
Pocket News Generatorの設定ページのものと同じですが、サンプルフォーマットを載せておきます。

以下がこのフォーマットで出力した表示例です。左にページをキャプチャしたサムネイル、右にタイトル、下に記事の抜粋が表示されます。

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音楽はなくてはならないもの。あなたはよい音質で音楽を聴いていますか? 時間を使って音楽を聴くなら、できる限りよい音で楽しみたいですよね。

2013/12/13 バージョンアップを行い予約語の仕様を変更しました。以下エントリも併せて確認して下さい。

[試] 日頃の情報収集からニュース作成を楽しむ!WordPressプラグイン Pocket News Generatorアップデートのお知らせ

HTML(記事紹介のHTML)の生成

記事紹介のHTMLコードを生成する流れは、以下の通りです。

  1. Pocket上のデータを取得する検索条件の設定
  2. Pocketのデータ取得とコード生成
Pocket上のデータを取得する検索条件の設定

WordPress管理ページから[ツール]→[Pocket News Generator]を選択し、Pocketのデータ検索、HTMLコードの取得ページに移動します。

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画像の通りPocketのデータを取得する際にいくつかの条件を設定することができます。

State
パラメータ説明
State取得対象記事データの状態を指定します。

 

設定値説明
all (both unread and archived items)全てのデータを取得対象とします。
only unread items未読のデータのみ取得対象とします。
only archived itemアーカイブされたデータのみ取得対象とします。
Favorite
パラメータ説明
Favorite取得対象のお気に入りの有無を指定します。

 

設定値説明
all (both un-favorited and favorited items)全てのデータを取得対象とします。
only un-favorited itemsお気に入りに登録されていないデータのみを取得対象とします。
only favorited itemsお気に入りに登録されたデータのみを取得対象とします。
Content Type
パラメータ説明
Content Type取得対象のコンテンツの種類を指定します。

 

設定値説明
all種類に関係なく全てのデータを取得対象とします。
only articles記事のみ取得対象とします。
only videos or articles with embedded videos動画または動画が埋め込まれた記事のみ取得対象とします。
only images画像のみ取得対象とします。
Sort
パラメータ説明
Sort取得したデータの順序を指定します。

 

設定値説明
items in order of newest to oldest新しい順にソートしてデータを取得します。
items in order of oldest to newest古い順にソートしてデータを取得します。
items in order of title alphabeticallyタイトルの辞書順にソートしてデータを取得します。
items in order of URL alphabeticallyURLの辞書順にソートしてデータを取得します。
Search
パラメータ説明
SearchデータのタイトルまたはURLに含まれる文字列を指定します。
Domain
パラメータ説明
Domain取得対象とするデータのドメインを指定します。
Since
パラメータ説明
Since指定した日時以降に操作のあったデータを取得対象とします。入力のフォーマットは、YYYY/MM/DD HH24:MM形式になります。例. 2013/12/07 14:00。2013/12/13のアップデートによりフォーマットの仕様を変更しました。YYYY-MM-DD HH24:MM形式になります。例. 2013-12-07 14:00
Count
パラメータ説明
Count取得するデータの数を指定します。
Offset
パラメータ説明
OffsetCountのパラメータと共に使用した時のみ有効。検索条件にマッチした記事の中の何番目からデータをカウントして取得するか指定します。
Pocketのデータ取得とコード生成

必要に応じてPocketデータの検索条件指定し、[Generate]ボタンをクリックします。

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以下の様にGenerated HTML CodeのセクションにHTMLのコードが出力されるので全選択でコピーします。

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生成されたHTMLコードの記事への貼り付け

後は、投稿ページでコードを貼り付けて好きなように利用できます。

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まとめ

「日頃の情報収集を記事作成に活かす」をコンセプトにPocketに保存した記事を紹介するためのHTMLコードを自動生成するWordPressプラグイン Pocket News Generatorの紹介でした。

色々な応用ができると思うので、活用してもらえるとうれしいです。