[試] 各種ブログパーツの紹介 | Zenback、LinkWithin、nrelate、Wibiya、その他
こんにちは、marubon(@marubon_jp)です。
前回の下記エントリの続きです。
ウィジェット比較マトリクスという形で各種ブログパーツの特徴と有効活用のコツについて紹介しました。今回は、そのブログパーツ各々の紹介になります。
試行錯誤ライフハック: [試] 各種ブログパーツの特徴と有効活用のコツ | 配置場所と機能の網羅性の考慮 |
ブログパーツの紹介
一応おさらいということで、紹介するブログパーツ(ウィジェット)は、以下の7つです。各種機能に関する詳細な比較は、上述したエントリの「ウィジェット比較マトリクス」を参照して下さい。
- Zenback
- LinkWithin
- nrelate
- Wibiya
- 忍者おまとめボタン
- ローソンガジェット
- topsy
Zenback
Zenbackであなたのブログに全てのフィードバックを。 |
- サービスの型
- Zenbackは使用されている方も多いと思います。Zenbackは、型でいうと「ソーシャルメディア評価連携型」、「関連記事提案型」、「評価共有購読ボタン提示型」の全ての特徴を備えています。
- 配置場所
- ブログの任意の場所に可能ですが、サイドバーに配置することが多いです。
- カスタマイズ性
- 表示項目については高いです。一方でテーマ、色については若干選択肢が少ないと言えます。全体で見れば、カスタマイズ性が高いので自分のブログのレイアウトとにらめっこしながら好きなものだけ配置するのがよいと思います。
- 機能
- ブログ内及び他ブログの関連記事を表示する機能もあります。はてなブックマークでの反応表示とFacebookコメント表示ができるのは、今回紹介するウィジェットの中ではZenbackのみです。ソーシャルメディア連携機能については、主要なソーシャルメディアとの連携ボタンをまとめて設置することができます。
- その他
- 一度コードを自分のサイトに登録してしまえば、表示対象等の微調整(再設定)は、Zenbackサイトの管理画面から変更可能です。尚、Zenbackクラシファイドという広告が表示されるので、その点は注意して下さい。
LinkWithin
LinkWithin – Related Posts with Thumbnails |
- サービスの型
- LinkWithinも人気のウィジェットだと思います。型でいうと「関連記事提案型」に該当します。
- 配置場所
- ブログの各ポストの下部に配置します。
- カスタマイズ性
- 表示する記事数等の最低限のカスタマイズは可能です。テーマや色の設定機能は提供されていません。
- 機能
- 機能は非常にシンプルで関連のある記事を表示してくれるだけですが、各ポストの最後に関連する記事を提案することでもう一本記事を読んでもらえる可能性が高まります。
- その他
- 設置も非常にシンプルで簡単です。
nrelate
nrelate | Free Products for Online Publishers |
- サービスの型
- nrelateは、日本ではまだあまり知られていない?ウィジェットです。型でいうと「関連記事提案型」に該当し、LinkWithinの対抗馬といってよいです。
- 配置場所
- ブログの各ポストの下部に配置します。
- カスタマイズ性
- LinkWithinとの差異は、カスタマイズ性に優れている点です。LinkWithinの場合は、サムネイルの数やテーマの変更等できませんが、nrelateの場合は、下記画像にあるように様々なパラメータを管理画面からカスタマイズ可能です。
- 機能
- 機能は非常にシンプルで関連のある記事を表示してくれるだけですが、各ポストの最後に関連する記事を提案することでもう一本記事を読んでもらえる可能性が高まります。 LinkWithinにない機能として、PVやクリック数などアクセス統計取得機能もあります。
- その他
- 設定はシンプルですが、初期設置から実際にウィジェットが表示されるまで時間がかかります。私の場合は、1日かかりました。私は使用していませんが、PayPalのアカウントと広告の表示有無を設定する項目があり、アフェリエイトとしても利用可能?のようです。
Wibiya
Free Web Toolbar | Wibiya |
- サービスの型
- Wibiyaはあまりメジャーではないかもしれません。このウィジェットは、型でいうと「ソーシャルメディア評価連携型」、「関連記事提案型」、「評価共有購読ボタン提示型」の全ての特徴を備えています。
- 配置場所
- ブラウザのボトムバーです。ブラウザの下部に張り付く形のツールバーとして提供される点に特徴があります。ブラウザをスクロールさせても動きません。
- カスタマイズ性
- 表示項目については高いです。テーマ、色についても変更可能です。ただし、レイアウトに関しては、上述の通りブラウザボトムバー一択になるので、選択の余地がありません。
- 機能
- 最近新たなツールバーが提供され始めていて、クラシックなツールバーと新たに開発されたツールバーからどちらを使用するか選択可能です。今回は、新しいツールバーを前提に比較しています。
- 新しいツールバーは特徴的な機能を持っています。読者の流入元のサイト等の条件によって、どのようなツールバーを表示するかルールとして定義することが可能です。例えば、Twitterのツイートリンクから来た読者には、Twitterのフォロー用のツールバーを表示し、Fracebookからサイトに来た読者にはいいね!ボタンのツールバーを表示する等の設定が可能です。外国からのアクセスの場合は、翻訳サービスのボタンの表示
- Zenbackとは異なり、はてなブックマークの反応やFacebookコメントの表示機能はないので注意して下さい。
- その他
- 新しいツールバーを設定してから、クラシックなツールバーに戻したい場合は、Wibiyaのサイトでクラシックのツールバーを使用するよう明示的に設定しないと元に戻らないので注意して下さい。
以下は、Wibiyaの新しいツールバーです。
以下は、Wibiyaのクラシックタイプのツールバーです。
忍者おまとめボタン
いいねボタン、ツイートボタンなどをまとめて簡単設置|忍者おまとめボタン |
- サービスの型
- 忍者おまとめボタンは、比較的認知されていると思います。このウィジェットは、型でいうと「評価共有購読ボタン提示型」に該当します。その名の通り、各種ソーシャルボタンをまとめて設置することに特化しているところに特徴があります。様々な種類のボタンを簡単に設置でき、その数は100種類以上です。
- 配置場所
- ブラウザの任意の場所に配置することができます。
- カスタマイズ性
- 表示項目については、様々なボタンから必要なものだけ選択でき高いと言えます。テーマ、色については変えられません。レイアウトのカスタマイズ性は任意の場所に配置できるので高いと言えます。
- 機能
- アクセス統計取得機能を持っており、ボタンによる記事のシェア数と読者の流入数を確認できます。記事表示機能は全くありません。
- ウィジェット比較マトリクスを見て頂ければわかると思いますが、ソーシャル機能、 メール機能、ブックマーク連携機能、RSS登録機能、あとで読む機能というように対応するボタンの網羅性は、今回紹介する中でダントツです。
- その他
- 特に言及することはありません。
ローソンガジェット
ローソンガジェット|エンタメ・キャンペーン|ローソン |
- サービスの型
- ローソンガジェットも、比較的認知されていると思います。このウィジェットは、型でいうと「評価共有購読ボタン提示型」に該当します。忍者おまとめボタンのコンパクト版と考えるとわかりやすいと思います。手軽に使用することが可能です。
- 配置場所
- 配置場所は、ブラウザのサイドバー一択です。
- カスタマイズ性
- 表示項目は最初から限定されており、カスタマイズ不可です。レイアウトは、ブラウザのサイドバーの左か右と高さのみ設定可能です。テーマは複数候補から選択可能です。
- 機能
- アクセス統計取得機能はありません。
- ウィジェット比較マトリクスの通り、一部のソーシャルメディアのみ対応しています。
- その他
- 特に言及することはありません。
topsy
Topsy – Instant social insight |
- サービスの型
- Topsyは、単体ウィジェットとして使用されている方は少ないと思います。このウィジェットは、型でいうと「ソーシャルメディア評価連携型」に該当します。 そもそもは、Twitterの検索サービスです。この検索を応用することでリツイート等されている、つまりみんなから読まれている記事を選択して表示させることができます。
- 配置場所
- ブログの任意の場所に配置可能です。
- カスタマイズ性
- 表示項目は、微細なカスタマイズはできますがないに等しいです。レイアウトと色に関しては、自由に設定可能です。
- 機能
- リツイート等されている、つまりみんなから読まれている記事を選択して表示させることができます。またフォローボタンもあります。
- その他
- 検索クエリをカスタマイズできるので、ブログに関連する特定の文字を含んだツイートだけを表示させる等の応用も可能です。
まとめ
簡単ではありますが、以下7つのウィジェットの紹介をしました。使用感を理解するためには、使ってみるのが最も早いので、興味があれば試してみることをおすすめします。
- Zenback
- LinkWithin
- nrelate
- Wibiya
- 忍者おまとめボタン
- ローソンガジェット
- topsy
後書き
さっくりとした紹介となってしまいましたが、少しでも誰かのお役に立てることを願って、marubon(@marubon_jp)でした。