[試] Twitterのシェア数取得先エンドポイント閉鎖がSNS Count Cacheに与える影響と今後の対応
Twitterのシェア数取得先エンドポイントの閉鎖がWordPressプラグイン SNS Count Cacheに与える影響と今後の対応に関するお知らせです。
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背景
先日、Twitter開発者フォーラムに以下のアナウンスがありました。
A new design for Tweet and follow buttons |
要点のみまとめると以下の通りです。
- 2015年10月からツイート及びフォロー公式ボタンのデザインが一新される。
- 新デザインのボタンでは、シェア数の表示が廃止される。
- (新デザインでは不要なので)旧ボタンのシェア数取得先として非公式に公開していたAPIエンドポイントも閉鎖する。
これは、多くのサードパーティ開発者が利用していたシェア数取得先が消滅することを意味します。
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WordPressプラグイン SNS Count Cacheにおける影響と利用者側の暫定対応
影響
Twitterのシェア数取得が不可となる公算が大きいです。
これはシェア数の取得先として利用しているAPIエンドポイントの「http://urls.api.twitter.com/1/urls/count.json」が閉鎖対象となる可能性が高いためです。
利用者側の暫定対応
Twitterのシェア数が取得不可となった場合は、[WordPress管理メニュー]→[SNS Count Cache]→[設定]→[シェア基本キャッシュ機能]のセクションで対象SNSからTwitterを一旦はずしてご利用下さい。
そのままでもプラグイン自体は動作しますが、存在しないエンドポイントに対して無駄なクエリを投げることになりますので、対象からはずすことを推奨します。
SNS Count Cache開発者側の今後の対応
まずは代替策を探す方向で動いています。
冒頭で紹介したアナウンスには、下記の通りシェアされたURLの情報を集める場合、Twitter REST APIのエンドポイント利用が最も良い方法だとも記載されています。
The Twitter REST API’s search endpoints are the best way to gather ad-hoc information about a URL shared on Twitter; full-archive search counts are available from Gnip
アナウンス全体の文脈から察すると、「代替策としてTwitter REST APIが応用できるよ」とも読めるので、Twitter REST APIの利用について模索しています。
実は、REST API経由のデータを用いたシェア数カウントロジックは、様々な条件がつくものの頭の中ではできていて、実現性の確認中といった状況です。
最終的にどうなるかまだ不明ですが、Twitterのシェア数を表示する手段を皆さんに提供できるよう努力してみます。