[試] WordPressのパフォーマンス・チューニング方法 | 連載記事のアウトライン紹介
こんにちは、marubon(@marubon_jp)です。
最近ブログ及びCMSのツールとして人気があるWordPressのパフォーマンス・チューニング方法に関する記事です。連載のアウトラインについて紹介します。
スポンサーリンク
パフォーマンス・チューニングの重要性
Webサイトのパフォーマンスに関する様々な調査によると、わずかなレスポンスタイムの差がユーザの行動に影響を及ぼすことが報告されています。Googleの調査によるとレスポンスタイムが遅いサイトはユーザの滞在時間が短くなる傾向にあるそうです。実際にページの表示が遅すぎて途中で読むのをやめた、他のサイトに移動した経験のある方は多いのではないでしょうか。
より多くの記事を読んでもらうための施策として、レスポンスタイムの短縮が重要であることがわかると思います。
スポンサーリンク
連載記事のアウトライン
そこで、本連載企画ではWordPressをターゲットとしたパフォーマンス・チューニング方法についてふれたいと思います。以下の通り予定しています。
- 第一回: パフォーマンス・チューニングの進め方
- 概論として、パフォーマンスチューニングの進め方(どのようなプロセスがあるか)について軽く解説します。
- 第二回: 性能統計情報の取得、ボトルネック分析と改善施策の立案
- チューニング対象のサイトの性能統計情報の取得、ボトルネックの分析及び改善策の検討方法についてふれます。ツールとして、Google Page SpeedとYahoo! YSlowのオンライン版であるGTmetrixの使用方法を解説します。
- 第三回: WordPressにおける改善施策の実現方法
- ボトルネックの分析と改善策の検討を受けて、WordPressで何をすればよいのか、プラグイン等を用いた具体的なチューニング方法について解説します。
まとめ
WordPressのパフォーマンス・チューニング方法に関して、以下の通り連載のアウトラインについてふれました。次回は第一回の「パフォーマンス・チューニングの進め方」です。
- 第一回: パフォーマンス・チューニングの進め方
- 第二回: 性能統計情報の取得、ボトルネック分析と改善施策の立案
- 第三回: WordPressにおける改善施策の実現方法
後書き
参考までに当ブログトップページ(http://marubon.info/)のGTmetrix計測結果を掲載しておきます(※キャッシュ等の状態により計測結果にばらつきがあるので、予めご了承ください)。まだ完全ではありませんが、ほぼ改善できる点は対応した状態の計測結果です。
チューニング前のPage load timeが6~7秒に対して、1.15秒まで短縮することができました。チューニングによりレスポンスタイムを大幅に改善できたと判断できます。体感的にも大分速くなりました。(尚、Page load timeは、 実際に表示されるまでの時間であるレスポンスタイムとは厳密には異なるのでご注意ください。)
次回からのエントリで、私のチューニング経験に基づいたTIPSをお伝えしたいと思います。